フリー アウトライン エディタとしての Aquamacs for Mac OS X

アウトライナー、ツリー、アウトライン、Outliner、Tree、Outlineなどと呼ばれることがありますが、テキストに階層構造を持たせたものです。代表的なものはOumi GroupのOutlinerですし、Microsoft WordやApple Pagesのようなワードプロセッサにもこの機能があります。

OmniOutliner 3

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好みのタイプとして、Windows用のWZ Editorのようにアスタリスク(*)の数で階層をしていするものがよかったのです。これは、ほぼないのかと思いあきらめていました。ところが、Emacsがこのモードに対応していることが分かりました。

EmacsはMac OS Xにも移植されています。基本的には、次の二つの選択肢となるようです。

Carbon Emacs Package http://homepage.mac.com/zenitani/emacs-j.html

OS X のウィンドウ環境で動作する GNU Emacs のバイナリパッケージです。アプリケーション内に Emacs 本体・elisp ライブラリ・関連 UNIX コマンドが収められていて、アイコンをコピーするだけでインストールすることができます。

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Aquamacs Emacs http://aquamacs.org/

こちらは、Aquamacs EmacsはMac OS X向けにカスタマイズされたEmacsです。ショートカットなどもOS Xにあわせてありますので、使いやすい感じがします。

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アウトラインモードに移行させるためには、[Option + x]を押します。下のペインにコマンドを入力できる状態になりますので、[outline-mode]と入力し、[return]キーを押せば、モードが変更します。

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コマンドを忘れた場合には、[Option + x]を押して、[?]キーを押せば、コマンドのリストが表示されます。