発達の問題について


発達の問題について

「発達障害」という言葉が非常に取り上げられていますが、医療診断名として「発達障害」という名称は存在していません。発達の問題として考えられるいくつかの診断名をひとまとめにした総称をとして、「発達障害」と呼んでいます。この発達障害の領域ですが、かなり急速に研究が行われている領域ですので、名称も発達の段階にあると言っていいと思います。

2004年(平成16年)に施行された発達障害者支援法では、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定義しています し、文部科学省においては、2004年(平成16年)に「小・中学校におけるLD(学習障害),ADHD(注意欠陥/多動性障害),高機能自閉症の児童生徒への教育支援体制の整備のためのガイドライン(試案)」を発表しています。今後は、自閉症スペクトラムという名称が加わっていくと予想されます。

いくつかの診断名が重複するときがあるのですが、この診断をどのように出してくれるのかによって、その対応が変わってしまいます。できれば、しっかりと、現在の診断基準にあったもので見てくれる人を探しておきたいところです。アスペルガー傾向のある子供に、学習障害(LD)の診断がでて、学習指導しかされないという悲劇は繰り返したくないところです。

発達の問題として、自分のことや自分の子どものことを理解してくれると言うことは、「その本人」や「その子どもの親」が責められることではないと言うことです。人間は、多くの人が思い込んでいるよりも、幅の広い存在です。これは、知的能力という意味で使っているのではありません。知的な能力がクローズアップされてしまっていますが、発達の問題は、今までの知能の考え方にも疑問を生じさせています。

発達の問題については、できるだけ書いていくようにしていきます。

 

 

 

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