音楽を聴くのは好きである。どうしようもない音痴ではあるが。
音楽を聴くのであれば、インストルメンタルのものよりも、ボーカルが入っていた方が断然好みである。インストルメンタルのものでも、好きなものはあるので、私の受け入れる幅が、ボーカルの入っている方が広いと考えることもできる。
ところが、その歌の歌詞を鑑賞するようなことはほとんどない。ボーカルの声のリズムと曲のリズムだけを楽しんでいるような気がする。
これってどうなんだろうか。
以前には歌詞を読んでどんなことが書いてあるのかについて、理解しようとしたこともある。
詩などと同じように、よく分かるものもあれば、何のことを歌っているのかまったく分からないものがあった。歌詞として好きになった曲もないわけではないが、別に歌詞がめちゃくちゃなものでも、ボーカルと曲の組み合わせが自分に取って心地よければ、それは好きになれる。
よって歌詞についての批評は、私には何の意味もなさない。リズムについての批評を読むこともない。
人がどのように音楽やボーカルを楽しんでいるのか興味がある。たぶんかなりの個人差があるのではないだろうか。