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スーパービジョン・セッション(20120712)

<その人にとっての意味を確認していくこと>

 

ナラティヴ・セラピーにおいて、「それはあなたにとってどういう意味なのでしょうか?」という問いかけを重要視されることがあります。それは、ナラティヴの文献だけでも、その大切さが理解できていたつもりだったのですが、ウィトゲンシュタインを読み始めて、その意味を再確認できたということを話し合いました。ナラティヴの源流のひとつを探せたような喜びがありました。

 

この点については、別途考察を深めていきたいと思っているところです。今私が取り組んでいる本は、次の二つです。

 

青色本 (ちくま学芸文庫)
青色本 (ちくま学芸文庫) ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン 野矢 茂樹

筑摩書房 2010-11-12
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論理哲学論考 (岩波文庫)
論理哲学論考 (岩波文庫) ウィトゲンシュタイン 野矢 茂樹

岩波書店 2003-08-20
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この件に関連して、デリダの話が出ましたが、私には良くまだ追えていないため、参考文献を求めたところ、次の著者を紹介してくれました。

 

デリダとの対話―脱構築入門 (叢書・ウニベルシタス)
デリダとの対話―脱構築入門 (叢書・ウニベルシタス) ジャック デリダ ジョン・D. カプート

法政大学出版局 2004-12
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<新しい支配的なディスコースの生成>

東日本大震災を期に、震災のこと、復興のこと、原発のことなど、いろいろと新しい話題が多く議論されるようになってきています。このような議論において、幅が広がっていく面もあるでしょうが、特定の話(ディスコース)が重要視されてきている可能性があるのではないか、つまり、今、新しいドミナントなディスコースの生成を間近に見ている可能性があるのではないかということについて話し合いました。(Development of Dominating Discource)

 

その件に関して、自分の体験を語る「First hand talk」と人の体験をかたる「Second hand talk」の区別を考えていきました。

この辺を見ていくことによって、特定のディスコースが、支配権を持つに至るステップを観察できるかもしれないという可能性です。

 

 

<次回>

次回のスーパービジョンは、NZで、実際にあって話ができる予定です。今から楽しみにしています。

 

 

 

 Sonny Bill Williams of Waikato Chiefsです。日本でプレーすることが決まったようですね。