困っている子をほめて育てる ペアレント・トレーニングガイドブック
岩坂英巳(奈良教育大学特別支援教育研究センター)
著者である岩坂英巳氏が気仙沼に来ていたときにお会いする機会がありました。その時に、本を譲って頂きました。本人にお会いしてから本を読むというのは、その本の読み方、気持ちの入れ方に大きな違いがあると感じます。しかし、そのようなことなしにも、この本は、非常にわかりやすい文章で書いてありますので、多くの方におすすめできます。
この本で書かれていることを実践すること、その結果を振り返ることと、そして、それを共有できる場が必要になるのでしょうね。
<目次>
第1章 ペアレント・トレーニングとは
1国内での歩み
2目的
3対象
4内容
5ペアレント・トレーニングを活かすために第2章 ペアレント・トレーニングの誤解
1ペアトレの基礎にある行動療法は飴と鞭である
2ペアトレとは親を訓練、指導するものである
3ペアトレに副作用はない
4無視は冷たい感じがする
5ペアトレのインストラクターは難しい第3章 標準版プログラムの各セッションのポイント
第4章 セッション運営時のポイント -インストラクターとなるために-
1開始前
2開始時
3前半時期(第2回~第5回)
4後半時期(第6回~第9回)
5終了時(第10回)
6グループ運営
7宿題について
8良いところ探しやほめることについて
9参加者(メンバー)の葛藤など
10インストラクターとなるために
11その他のよくある疑問第5章 短縮版プログラム(幼児版)
第6章 学校版プログラム(ティチャー・トレーニング)
1学校版
2幼児版第7章 子どもと親の特性に応じた工夫
1PDDタイプへの取り組み
2虐待予防と親支援の観点から
3思春期第8章 実施機関に応じた工夫
1保健センター・療育機関
2家族会
3児童相談所第9章 ペアレント・トレーニングの可能性
1ペアレント・トレーニングをもとにした発達支援 ~沖縄県の取り組みから~
2ペアレント・トレーニングの今後の展開に寄せて資料
1.ペアレント・トレーニングの内容
2.標準版レジュメ
3.幼児版レジュメ
4.学校版レジュメ
5.幼児版ティーチャー・トレーニングレジュメ
6.子育て啓発パンフ例用語解説
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岩坂英巳(奈良教育大学特別支援教育研究センター)/編
じほう 2012-06-20 |