ステファン・マディガンのナラティヴ・セラピーの訳出しを今しています。その中に、「内在化された会話の習性」という独特に言い回しがあります。これは、私たち内面の中で、延々と同じような会話が繰り返される様を表現しています。
日常でもそうですが、特に人生の歯車がうまく回らなくなったとき、この会話は否定的なものとなってきます。「おまえには無理だ」とか、「価値はない」とか、「意味はない」というようなものが代表的なものでしょう。
そのような時にそのループを抜けるためには、自分一人だけの力では難しいとつくずく感じています。今、自分の気持ちの切り替え、持ち直しに、人とのやり取りが本当に重要であると常々感じているところです。