最近知り合った方が、吃音、つまり「どもり」の自助グループを立ち上げ、非常に積極的に活動されているので、最近「吃音」について、調べたり、いただいた本を読んだりしています。
ひとつのことを、ゆっくりと調べたり、自分で考えたり、人に話したりすることによって、自分のものとしていくべきなのだろうと思っています。
この「英国王のスピーチ」は、知り合った方のニュースレターで触れていたものですし、評判も良かったので見てみました。
この話を「どもり」が努力によって治ったという話で理解すべきではないでしょう。なぜなら、英国王は生涯にわたって、言語療法士で、良きともとなるライオネルを、すべてのスピーチに同伴させるのですから。つまり、苦しみながらも、何とかやる方法を身につけたという物語であり、吃音が治ったという物語ではありません。
言語療法士が用いる技法についても、興味深いものがありましたが、このような技法が誰にでも有効であると信じることができませんので、その人ととの関係性の中で模索されるものなのでしょう。
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