鹿児島県伊佐市
ナラティヴ・セラピー・ワークショップ
「ふだん使いのナラティヴ・セラピー」
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2018年3月17日(土)&18日(日)9時半〜16時半
大口ふれあいセンター3階会議室
鹿児島県伊佐市大口里2845番地2
参加費 一日のみ 5000円 二日間 10000円
申込先:
研修事務局 narakago.2016@gmail.com
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ナラティヴ・セラピーの魅力は、人に困難や苦悩を与える問題について、誰かを責めたりすることなく、そして何よりも、どれほどその問題が大きくても相手の内に希望の光が見えてくる会話を提供できることにあります。
人には必ずや可能性があるのだという信念と、それについて語ることを可能にすることばの使い方によって、その希望を相手とともに掘り当てていくのです。
興味深いことに、普段日常的に繰り返される語りは、問題がその場に問題として留まることに貢献していることがあリます。つまり、そのような会話をどれほど続けても、問題は問題として存続するのです。そして、その問題に圧倒され、話すことも難しくなっていきます。
一方でナラティヴ・セラピーは、開題を存続させていくような会話から離れ、問題を解決するというよりも、問題の存在意義が揺らぐような会話を提供しようとします。
これは、心理療法の場だけで有効なものではありませんので、今回はできるだけ広い領域の人びとを対象としたワークショップを企画いたしました。
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講座概要
・ 社会・文化・言語的影響を受けた私たちの語り
・ 外在化する会話法
・ 外在化のリフティング練習
・ デモンストレーション(ライブ・カウンセリング)
・ ワーク「豊かな描写を聞き取る」
・ ワーク「ロール・モデル・プレイ」
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講師(国重浩一)紹介
鹿児島県スクールカウンセラー,東日本大震災時の宮城県緊急派遣カウンセラーなどを経て,現在、日本臨床心理士,ニュージーランド・カウンセリング協会員,ダイバーシティ・カウンセリング・ニュージーランドマネージャー
【専門】ナラティヴ・セラピー,スクールカウンセリング,スーバービジョン,多文化カウンセリング
【主著】「ナラティヴ・セラピーの会話術」
「震災被災地で心理援助職に何ができるのか?」
【訳書】「ナラティヴ・アプローチの理論から実践まで」
「ナラティヴ・メディエーション」
「心理援助職のためのスーパービジョン」
「ナラティヴ・セラピストになる」
「サボタージュ・マニュアル」
「精神病と統合失調症の新しい理解」
「アンチ・サボタージュ・マニュアル」