『下流志向 — 学ばない子どもたち 働かない若者たち』内田樹

最近読んだ中では一番のおすすめ本。

 

私たちは時代にどのような影響を受けているのか自覚的にはなかなかなれるものではない。なぜなら自分のことを自分の感覚で見ることは難しいからである。このことを実現するためには、新たな視点を提供してくれる人を待たなければならない。

 

この本の内容はすべて、内田樹さんのオリジナルではないと、本人も書いているが、その論旨は非常に明快で、人を納得させてくれるものです。

 

特に、経済社会である現代に育つということはどういうことなのか、考えるきっかけになると思います。 

 

 

 

下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)
下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫) 内田 樹

講談社 2009-07-15
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