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新刊案内『震災被災地で心理援助職に何ができるのか?』

『震災被災地で心理援助職に何ができるのか?』(国重 浩一 編著、持留 健吾・西嶋 雅樹・星 美保 著)がやっと完成することができました。

この本は、私が宮城県で緊急派遣カウンセラーとして勤務していたときに、いろいろと考えたことをまとめたものです。

また、他のカウンセラーからの寄稿も載せてありますので、筆者だけの視点ではなく、別のカウンセラーの視点からも、震災被災地でカウンセラーがどのような活動をしたのか、そして、どのようなことを感じたのかを知ることができます。

そして、学校現場でカウンセラーと対応した教員にもアンケートを行い。現場の声を集めました。

学術専門図書の電子書籍を企画・編集・制作・販売するNPO法人ratikから購入することができますので、興味のある方は手に取ってみてください。

http://ratik.org/3116/907438036/

 

以下は、ratikのホームページからの抜粋です。

 

『震災被災地で心理援助職に何ができるのか?』(国重 浩一 編著、持留 健吾・西嶋 雅樹・星 美保 著)

東日本大震災後の気仙沼において、緊急派遣のスクールカウンセラーとして、長期滞在した体験から考える。

震災被災地で心理援助職に何ができるのか?

書名:震災被災地で心理援助職に何ができるのか?
著者:国重 浩一 編著
   持留 健吾
   西嶋 雅樹
   星 美保  著
発行年月:2014年3月6日(EPUB)
発行年月:2014年4月7日(PDF)
発行者:特定非営利活動法人ratik
ISBN:978-4-907438-03-6(EPUB)
ISBN:978-4-907438-07-4(PDF)
電子書籍ファイル形式:EPUB・リフロー、PDF
ファイル容量:3.2MB(EPUB)、21.0MB(PDF)
文字数:約250,000字
販売価格:3,000円(消費税込)


 


**EPUB版をご利用の際には、まずは「電子書籍の読み方」をご参照いただき、お客様の「電子書籍の閲覧環境」をお整えになった上で、「試し読み」「ご購入手続き」をお始めください。

 

「試し読み用」の「無料」の「書籍サンプル・ファイル」を用意しました。お手持ちの機器・リーダーの動作確認を含めて、お試しください。下のボタンをクリックすることでファイルのダウンロードが始まります。

 

 

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(ご購入いただくとEPUB/PDFの2つのバージョンをダウンロードしていただけます。)

 

 

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【バージョン情報】

■最新バージョン:EPUB ver1.1(2014年3月12日発行)、PDF ver1.0(2014年4月7日発行)
(お手持ちの書籍のバージョンは〈奥付〉ページでご確認ください。)

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■変更内容
【EPUB ver1.0→ver1.1(2014年3月12日発行)】
8-2-6-3 被災地に再び戻るということ 第7段落の最後の文章
(誤)
2011年2月に高校教育課から採用の連絡をいただき、4月から宮城県の現地カウンセラーとして勤務することになった。
(正)
2012年2月に高校教育課から採用の連絡をいただき、4月から宮城県の現地カウンセラーとして勤務することになった。

 


長期滞在型の緊急派遣スクールカウンセラーとしての2年間。
「カウンセラーとして何ができるのか?」という問いを巡る実践と考察の日々。
共に活動した援助職・教職員や被災した人びととの対話から紡がれる言葉。
人びとに向き合うための「姿勢」を多様な声から浮かび上がらせる。

 


【目次】

 序章

 第一章 私たちが想像できることと、その影響

  • 1-1 現地に入る前からすでに想像できているということ
  • 1-2 実際に見えるものは、私たちが想像していたものと違う
  • 1-3 その言葉で何を意味するのか、語ってもらわなければ分からない
  • 1-4 その言葉で何を意味するのか、依然として分からないことがある

 第二章 人びとの体験の形作られ方

  • 2-1 被災地で人の話を聞いていくこと
  • 2-2 流布されるストーリーが持つ形式
  • 2-3 自分の体験をどのように語れるのか
  • 2-4 自由に語ることができるわけではない
  • 2-5 求められる答えを提供してくれる

 第三章 専門家によってつくられ、維持されるもの

  • 3-1 トラウマとPTSD
  • 3-2 PTSDという疾患概念の問題
  • 3-3 「心のケア」における障害という概念の有効性

 第四章 「心のケア」に留まらないこと

  • 4-1 被災地で使う言葉の模索
  • 4-2 「相談」という形式の語りではない
  • 4-3 「被災者」からの脱却
  • 4-4 文化人類学者のように

 第五章 心理援助職の可能性

  • 5-1 カウンセリングの可能性
  • 5-2 会話から生まれてくるもの
  • 5-3 コンサルテーションという構図への懸念
  • 5-4 人の死と時間
  • 5-5 発達のバラツキという視点の重要性
  • 5-6 スーパービジョンの必要性

 第六章 筆者の臨床活動

  • 6-1 学校コミュニティへのアプローチ
  • 6-2 インタビューという形式のアプローチ
  • 6-3 震災直後の学校の事情に配慮する
  • 6-4 ピアカウンセリング
  • 6-5 「教科書のない教室」

 第七章 現場からの声

  • 7-1 学校関係者に対するアンケートの概要
  • 7-2 質問1 「被災後、学校で子どもたちに対応する際の懸念」
  • 7-3 質問2 「緊急派遣カウンセラーが派遣される前の期待と不安」
  • 7-4 質問3 「カウンセラーが派遣されたことによる負担増」
  • 7-5 質問4 「緊急派遣カウンセラーが貢献できたこと」
  • 7-6 質問5 「今後の支援について」
  • 7-7 質問6 「将来の緊急派遣カウンセラーへのアドバイス」
  • 7-8 質問7 「総括して、心理カウンセラーが担うべき役割とは」
  • 7-9 本章の最後に寄せて

 第八章 カウンセラーたちの声

  • 8-1 カウンセラーたちの声を紹介するにあたって
  • 8-2 「被災地での活動から見えてくるもの」持留健吾
  • 8-3 「東日本大震災の被災地での活動より」西嶋雅樹
  • 8-4 「現地で起こっていたこと」星美保
  • 8-5 本章の最後に寄せて

 第九章 これからの支援と、もし万が一がまた起こったとき

  • 9-1 これからの支援
  • 9-2 もし万が一がまた起こったとき

 〈あとがき〉
 〈参考文献〉
 〈著者紹介〉