ナラティブ・セラピーなどのポストモダン・アプローチとソルーション・フォーカスド・アプローチなどのブリーフ・セラピーを融合させたカウンセリングモデル。S・マクナミー, K・J・ガーゲンの「ナラティヴ・セラピー—社会構成主義の実践」で紹介された個別のモデルを扱い融合を試みている点で評価できます。一つ一つに具体的な事例を紹介しているので、理解しやすい内容になっています。専門用語の日本語翻訳が統一されていいないので、他の書籍と読み比べるときに、同じ意味でも訳語が違ったりするので注意が必要です。
ブリーフセラピーの再創造―願いを語る個人コンサルテーション John L. Walter Jane E. Peller 遠山 宜哉 金剛出版 2005-08 |