教育の幅があまりにも狭いと感じています。大人が押しつけたある一定の枠にはまらない子どもたちは、泣き、自分を責め、生きるということに希望を見いだせないでいます。適応できる環境をしっかり整えてあげるのは、大人の役目なのです。
学校という場は、子どもにも保護者にも手が出せません。また、他の領域(医療や福祉)からの声が伝わりにくいところです。これは何を意味するかというと、学校をどのようにしていくかは、教員の手にゆだねられているということです。このことを是非認識していてほしい。
ただ常識的なことや前例のことを繰り返すだけでは、十分ではないということであると、理解していてほしい。
黒柳徹子さんが通った「トモエ学園」が意味するところは大きいので、是非教員の方には読んでほしい。また、学校という権威に屈しないためにも、保護者にも読んでほしいです。
窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫)
講談社 1984-04-15 |
窓ぎわのトットちゃん (講談社 青い鳥文庫) いわさき ちひろ 講談社 1991-06-15 |